15Khz/31Khz対応4:3比率の9.7インチ液晶モニタはアーケードゲームの基板や旧世代PCがコンバータ無しで映る!(2022/12/08追加更新)


最近珍しいワイドではない4:3比率の9.7インチ液晶モニタです。
このモニタは9.7インチと小型ながら2,048ドット×1,536ドットと高解像度なので普通にPCサブモニタとして使うことも出来ますが水平同期周波数が15Khz/31KhzのRGB信号も表示できるのでアーケードゲーム基板やWindows以前に国内で使われていたX68000などの現在ではレトロにカテゴライズされる旧世代のパソコンが変換無しで表示できると一部レトロゲームクラスタで話題になっているものです。

[15Khzで表示テスト]

ODV-GBS-C


アーケードゲーム基板を家でも手軽に遊べるようにする小型コントロールボックス「CBox USB」のコンポーネント出力をODV-GBS-Cに接続しRGB(VGA)でモニタに接続した状態です。
ODV-GBS-Cで31Khzにアップスキャンすることも可能ですが、そのままスルー信号で表示させると15Khzとして認識、画面表示されました。


※コンポーネント端子から直接VGA端子になっているケーブルが家にあったのでCBoxUSBのコンポーネント端子に差し込みモニタに接続してみましたが、残念ながら何も表示できませんでした。

映像入力はHDMIとRGB(VGA)の2種類です。
その横の水色のピン入力はオーディオアウト、そして一番右がACアダプタ端子です。

背面に操作ボタンが並んでいます。
画面表示をしている時に背面のボタン操作はやりずらいですが「一番上は電源オンオフ」だけ覚えておくととりあえず画面が消える誤動作はないのでなんとかなります。
真ん中に4つの穴はスタンドなどに取り付けるVESA規格のネジ穴です。

上部左右にある横線の穴はどちらもスピーカーです。
HDMI接続した場合ここから音が出ます。

↑15Khzの信号で表示させたMVS『幕末浪漫 月華の剣士』タイトル画面です。

↑こちらがODV-GBS-Cで31Khz(1280×960)にアップコンバートした同タイトル画面です。


↑こちらはODV-GBS-Cで31Khz(1280×960)にアップコンバートしたものにODV-GBS-Cの機能で走査線エフェクトを追加したものです。


NACスプリットファイヤー


もっとシンプルに「スプリットファイヤー」を使ってJAMMA信号から直接VGAにアウトプットしても問題なく表示できました。
この状態でCBoxUSBのアウトプットも使えるので配信用の出力はCboxから、などの使い方も可能です。


JAMMAから直結+NRS-1 シンクロ連射基板


もっとシンプルに、JAMMAハーネスから直接映像信号と取り出してVGA端子に直結するテストもしてみました。
JAMMA部品面から
12ピン:ビデオ赤
13ピン:ビデオ青
14ピン:ビデオGND
基板面から
N:ビデオ緑
P:ビデオSYNC(C-SYNC)
にそれぞれケーブルを直結して端子台付きVGA端子に配線してみました。

これで15Khzのビデオ信号がアウトプットされているはずなので、モニタに表示できると思っていたのですが、残念ながらそのままでは表示できませんでした。
有限会社ノーチラスから出ている「NRS-1 シンクロ連射基板」にC-SYNCクリーナーという機能があるので、これを間に挟めば映るのでは?とテストした所無事表示できました!
ただ、謎なのがC-SYNCクリーナーの機能をオフにしてもNRS-1がつながった状態なら表示ができて、NRS-1を外すと表示できなくなるのでNRS-1の何らかの機能が作用しているのだと思います。このあたり自分の知識が足りなくてまだわかっていませんが、現段階では配線自体は間違っていなかったという所で納得することにしました。


JAMMAから直結+SYNCリジェネレート&セパレーター ※2022/12/05追記

 


Workshopさんで販売している「SYNCリジェネレート&セパレーター」にJAMMAハーネスの映像信号を接続してVGAケーブルをモニタに接続することでも表示に成功しました!

JAMMA部品面から
12ピン:ビデオ赤
13ピン:ビデオ青
14ピン:ビデオGND
基板面から
N:ビデオ緑
P:ビデオSYNC(C-SYNC)
にそれぞれケーブルを直結してSYNCリジェネレート&セパレーターの下部分のピン「R/G/B/CS/GND」に配線しました。
SYNCリジェネレート&セパレーター基板上部についている同期信号の設定は「C」「H」どちらに設定してもモニタ上の表示は全く変わりなく表示できていたので、何も変換していない「C」のままにしています。

更に
部品面から
10ピン:スピーカー+
基板面から
Lピン:スピーカー-
にも同様にケーブルを直結してSYNCリジェネレート&セパレーター左下の「SP – +」に配線することで左側のピン端子からサウンドを出力できました。

上記様々な方法で15Khzでの表示を試してみましたが「SYNCリジェネレート&セパレーター」が送料込みで2500円と最も安価で表示ができました。
JAMMAハーネスの加工で簡単なハンダ工作が必要ですが、接続箇所もすくないので工作が苦にならないなら一番手軽な方法です!

販売元リンク:M.K WORKSHOP | オリジナル基板&同人誌販売コーナー


[4:3比率はメガドライブミニ・メガドライブミニ2にも最適!]


HDMIで接続した小型ゲーム機「メガドライブミニ」「メガドライブミニ2」もバッチリ表示されます。

メニュー画面で「スクリーン設定」を右の全画面表示にすることで、4:3モニタの画面いっぱいに表示されるので、昔のテレビで遊んでいる感覚そのままになります。
16:9のワイド画面でメガドライブミニを遊んでいた時に全画面表示の横に伸びたゲーム画面は比率が変わってしまい好みではなかったので、なんのためについているのかなー?と疑問に思っていたのですが4:3モニタにつなげた瞬間、完全に必要な機能になりました。
レトロゲームの復刻系タイトルは全部フルサイズ表示を付けてほしいくらいです。


メニュー画面は16:9前提で固定なので、左右から少し潰された感じになりパッケージ画像が縦長になってしまいます。


ゲーム選択時のメニュー画面はちょっと残念ですが、遊んでいる時は4:3比率全画面でバッチリ、さらにメガドライブミニ・メガドライブミニ2の機能で走査線エフェクト(CRTフィルター)も追加できるので好みの「当時っぽさ」で遊ぶことができます。
15Khz表示とは関係ないですが、こんな感じで新旧様々なゲーム機で活用することができます。


[モニタ購入について注意!]

このモニタはAliExpressのGIVIFENI Storeで販売しています。
[リンク:9.7インチ2 18kモニター2048X1536ポータブルモニター高精細ディスプレイ ]

ただし同じ商品を購入しても15Khzに対応したもの、していないものが混在しています。
海外通販、特にAliExpressでは「よくある話」ですが、狙っていた機能が買ってみたら付いていなかったら切ないですし、付いているものが来るか、来ないのかガチャ感覚で運頼みでの購入はリスクが高すぎるので必ず注意が必要です。
現在数多くの方がこのモニタを購入し、ある程度判別が出来るようになりました。
見分け方は……。


[ヘッドフォン端子が青、または緑のモデルは「15Khz/31Khzが表示できる!」可能性が高い] ※2022/12/08追記・一部修正

「ヘッドフォン端子が黒、または上記以外のモデルは「15Khzが表示できない!」」というのが現在わかってます。という方がこれまで多かったのですが状況が変わってきました
実際、これまで「ヘッドフォン端子が黒」のモデルを購入し15Khzが表示出来なかった方が内部基板のみ追加で購入し交換したことで表示できるようになったという事例もあります。

※注意:あくまでも色々な方がこれまで購入して「イヤフォン端子が青・緑は15Khz映る、黒は映らない」というデータが集まっているだけでメーカー側も対応を明示していないことから100%絶対ではありません。何が届くかわからないガチャから、限りなく狙ったものをゲットする確率を上げる為くらいの覚悟が必要です。


幸いにもストアのスタッフも同商品で機能が違うことを把握しています。
購入前に商品ページ下の「連絡先」からチャットを開き「ヘッドフォン端子が青か緑のモデルが欲しい」「15khz表示できるモニタが欲しい」と英語で伝えるとスタッフから返信がもらえます。

拙い英語ですが、実際送った英語メッセージを記載しますので、そのままコピペして使えば通じると思います。
※英語のレベル的には自分の意図だけ伝える5歳みたいな幼稚な文なのできちんとした英語が出来る方はご自身の言葉でお伝え下さい。

I want an old model that can display 15khz.
I heard that models with blue or green headphone jacks are compatible.
Can I purchase the product I want?

Models with black headphone jacks cannot display 15khz.
I don’t want this model.

日本語訳
15khz表示できる旧モデルが欲しい。
ヘッドホン端子が青か緑のモデルが対応していると聞きました。
私は欲しい商品を購入できますか?

ヘッドフォンジャックが黒色のモデルは、15khz を表示できません。
このモデルはいらない。

※注意2:2022/12/08追記
AliExpress同ストアから購入した方で「黒いヘッドフォン端子だけど15Khz表示出来た」というツイートが今日だけで2件ありました。
これまで「黒のヘッドフォン端子のモニタは15KhzのVGAが表示出来ない」という情報が多かったのですが、次ロットでヘッドフォン端子部分のパーツが黒に切り替えられたのか、内部パーツが新しいもの変わったのか不明ですが今後ヘッドフォン端子の色で選別は難しくなりそうです。

ストアスタッフが15Khz需要をある程度把握しているので、問い合わせ時に「15Khzが表示出来るモニタが欲しい」と伝えた方が良さそうです。


[安心安全な動作確認済み品が欲しいならKVClab.さんをチェック!!] ※2022/12/05追記

CBoxUSBやODV-GBS-Cでお世話になっている秋葉原でアーケード基板を販売しているKVClab.さんでは同機能のモニタを過去に1度販売して即完売したのが以前ニュースになりました。
リンク:エルミタージュ秋葉原「レトロPCやアーケード基板も映る、15kHz/31kHz動確済みの9.7型2K液晶が販売中」

海外通販や個人輸入が不安な場合は全商品国内で動作チェックを行っているKVClab.さんでの購入を強くオススメします。
人気が高いので次回入荷されたらすぐに完売してしまうことが予想できるのでKVClab.さんのTwitter公式アカウントや公式サイトでの動向を常にチェックしておきましょう。

2022/12/05追記
KVClab.さんの通販サイトに商品登録されました!
現在の所、直近入荷分は完売でSOLD OUT表示になっています。
「再入荷お知らせ」を登録しておくことで次回入荷のタイミングをバッチリつかみましょう!

商品リンク:KVClab. |【新品】 15/24/31KHz対応 中国製 9.7インチ 4:3液晶




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