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税込11,800円の中古Cランク「Surface Pro 2017」を買いました

2024年3月末に秋葉原などに店舗を構える中古スマホ、PCを取り扱っているイオシスがSurface Pro 2017 LTE GWL-00009のワケあり特価品として税込み11,800円で販売していたので購入しました。

イオシスの公式X(旧Twitter)より引用
イオシスの公式X(旧Twitter)より引用

「ワケあり」の「ワケ」は広告にも記載の通り「付属品なし本体のみ」という部分です。

ぱっと見「本体のみ」でもなんとかなりそうですがSurface Proの充電端子は他のスマホやタブレットで多く採用されているUSB-Cではなく独自形式の端子なので既存の充電ケーブルがそのままでは流用できません。

まずは充電方法をなんとかする必要があり、まさにこれが「ワケあり」の「ワケ」の部分で安さの秘密です。


ACアダプタ代替品を用意してみた

純正ACアダプタのスペックを見ると44Wのものが使われていました。

Ankerの充電用アダプタ「ANKER PowerPort Atom III45W」がほぼ同スペックなので、これをメインに使ってUSB-C端子をSurfaceの独自端子に変換するYAZAWA CORPORATIONの「PD対応充電コネクタ  Surface専用」を使用しました。

この組み合わせで問題なく充電することができたので今回の「ワケあり」の一番の問題点を解消することができて普通に使うことができるようになりました。

リンク:YAZAWA CORPORATION 「PD対応充電コネクタ  Surface専用」

リンク:Amazon:ヤザワコーポレーション(Yazawa Corporation) PD対応 充電コネクタ Surface専用 PDS01

リンク:Anker「Anker PowerPort Atom III 45W Slim」

リンク:Amazon:Anker PowerPort Atom III 45W Slim


普通に使えるようになったので、改めてスペック確認

GWL-00009という型番を確認した所、ソフトバンクが法人向けに販売していた「Surface Pro LTE Advanced(法人向け)」というモデルであることが検索からわかりました。

ソフトバンクのページに記載のスペックは以下の通りです。

  • OS:Windows® 10 Pro 64ビット(Creators Update)
  • OS:12.3 インチ PixelSense™ ディスプレイ
    (タッチ スクリーン、Surface ペン対応、Surface Dial オンスクリーン対応)/2736 x 1824 (267 PPI)
  • CPU:インテル® Core™ i5-7300U プロセッサー 2.6GHz
  • メモリー:4GB
  • ストレージ:SSD:128GB
  • 光学式ドライブ:非搭載
  • 対応USIMカード:USIMカード(F)/nanoサイズ
  • 通信方法:4G方式(FDD-LTE/AXGP※4)/3G方式
  • 無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n/ac
  • 外形寸法:幅292mm×奥行201mm×高さ8.5mm
  • 質量:約 812g (本体のみ)

バッテリの持ち時間なども記載がありますが、中古品ということもありカタログスペック通りにはならないのでそもそも気にしていません。

ストレージ(保存領域)が128GBしか無い中にWindows10がインストールされているので実際使えるのは更に少なくなっています。

過去のレビューや分解記事を確認した所、ユーザーレベルで取り外したり交換することはできない基板に直接取り付けられている仕様の為、容量アップは他の方法に頼るしかありません。

幸いにもMicroSDカードスロットが内蔵されているので、なるべく容量大きめのMicroSDカードを入れて保存先とするなど手軽に保存領域の確保を行うことができました。

メモリが4GBなのも、現在の一般的PC環境からするとかなり心もとないですが、本格的な動画編集や3Dを取り扱う開発を行わないのであればギリギリ許容レベルだと思います。

 


フリマサイトで純正キーボードを発見!

Surfaceには沢山のバリエーションがあり、どれが対応しているのか分かりづらいですが、今回の「Surface Pro 2017」は「Surface Pro 5」とも呼ばれるモデルで、どちらかの名称で検索すれば見つけることができます。

Surface Pro Signature Type Coverという名称でSurface pro3、pro4、pro5、pro6、pro7は互換性があるので「Surface pro3用」「pro6用キーボード」等の名称で出品されているものも使える事がわかりました。

価格や状態は出品者によりまちまちなので、納得できる価格と状態のものを選んで購入しましょう。

もちろん、新品もまだまだ探せば売っているので本体よりも高額になってしまいますがインプットデバイスにこだわるなら新品を選ぶのも一つの選択だと思います!

リンク:Amazon:マイクロソフト Surface Pro Signature タイプカバー/ポピーレッド FFP-00119


外装シールで外観の使用感を消して「オレマシン」に!!

MacbookやiPhoneなど、様々なパソコンやスマートフォン向けのラッピングシールを販売している「wraplus」というメーカーからSurface Pro5用のシールもカラーバリエーション豊富に販売されています。

天板全面と側面を覆う3Mの高品質シートでできたラッピングシートです。

貼り付け方法も公式サイトに各機種ごとに詳細な動画が公開されているので、初めてでも安心して貼り付けることが出来ます。

こちらが貼り付け前の「素顔」の状態です。

管理用シール剥がし跡や小さな擦り傷などなど、いかにも「中古PC」という使用感があります。

もちろん購入時にチェックして納得済みのものを選びましたが納得の「Cランク」と言った感じです。

側面もラッピング完了して実際に使う状態に立ててみた所です。

今回購入したのは「ネイビーブラッシュメタル」という鉄板をイメージしたヘアラインの入った濃いめのネイビーカラーです。

全体をラッピングした後に、さらにお気に入りのシールでステッカーチューンしたことで「1万円ちょいで買ってきたジャンクPC」から「長い事使ってるお気に入りのサブPC」くらいまで一気にパワーアップしました(笑)

リンク:Amazon:wraplus スキンシール Surface Pro6 / Pro5 / Pro4 / LTE と互換性あり [ネイビーブラッシュメタル] 背面 フィルム ケース エコ包装版


ジャンルを選べばゲームだって遊べる!!

2024年現在の視点でスペックを見ると「簡単な事務作業程度はテキパキこなせるサブPC」と評される程度ではありますが、ジャンル次第では充分ゲームだって遊ぶことができました。

上の写真はSteam版『怒首領蜂大復活』です。

タブレット型PCの利点でもある手軽に画面を縦横自在にできることから、アーケードのシューティングゲームの縦画面設定が簡単にできます。
※PC側の画面回転モードは「オフ」にしてゲーム内の画面回転を使います。

Surface Pro5自体の画面解像度がゲームに対して高すぎるので、HDサイズ程度まで解像度を落としても少し前のアーケードゲームなので全く画質に劣化は無いので、安定動作のためにも解像度を落として起動するのがオススメです。

コントローラやアケコン(ジョイスティック)もUSB端子があるのでゲーミングPC同様、そのまま簡単に接続できます。

名作『斑鳩』もバッチリ動作しました!

レトロゲーム復刻系などの2D系のゲームなら、かなりいろいろ遊ぶことが出来たので手軽にゲーム環境を持ち運びできてとても快適です。

もちろん『フォートナイト』『Apex Legends』といったバトロワ系FPSや『ファイナルファンタジー14』などのMMORPGといった3D系ゲーム、大人気の『ストリートファイター6』といったゲームは高性能グラフィックボード(グラボ)を搭載したゲーミングPC向けなのでSurface Pro5で遊ぶことはできません。


まとめ:1万円ちょいでお手軽サブ環境ゲットはラッキー!!

タッチパネルのついた10~15インチ前後の高解像度タブレットPCがほしいなと思っていたので、低価格でゲットできて本当に良かったと思っています。

上記の軽めゲームや事務作業以外にもサブスク系動画配信サービスや電子書籍の閲覧、BT接続を使ったメインPCのサブモニタ化などの用途でも使えるので持ち運び用途で使っているMacbook Air(M2)とはまた違った方向性で使うことができそうです。

さすがに両方を一緒に持ち歩くのは重すぎなので、どちらか一つになりそうですが(笑)

リンク:イオシス




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